コラム

くすみ肌とは

肌のくすみは、シミやシワなどと比べると気づきにくいものですが、あなたの見た目印象を大きく左右するトラブルの1つです。

目の下などにできるくすみは「疲れたおばさん感」を醸し出しますよね。

ファンデを塗っているのにくすみのせいで顔色が悪く見えたり色ムラがあったりすると、不健康な印象にも…。

くすみは老化現象の一種ではありますが、ほとんどの原因が食生活や睡眠不足といった生活習慣の乱れです。

カラダの内側でなんらかの現象が起きているためにくすみ肌になっていくのです。

くすみ肌とは


肌がくすんでいるとメイクもキレイに決まりませんし、何より実年齢より老けて見えてしまいがち…。

放っておくとどんどんくすみが酷くなってしまうので、何らかの対策が必要です。

くすみといってもその種類はさまざまで、原因も多種多様。

くすみ対策を講じるためにも、自分のくすみの原因を知ることが大切です。

くすみ肌ってどんな状態?

くすみ肌とは、何らかの影響を受けて、肌本来の透明感・明るさ・うるおい感・キメの細かさが失われると、肌全体がどんよりと暗い色に見えるようになる状態のことをいいます。

顔だけでなく、ボディにもくすみは現れるもので、たとえばヒザや脇、パンティーラインが黒ずんでいるのもくすみの一種です。

また肌のくすみは自分ではなかなか気が付きにくいものなので、くすみが出やすい目の周り・頬・小鼻の周りなどをチェックしましょう。

メイクしているのに顔色が良くない、首より顔のほうが暗い、肌にツヤや透明感がない…といった場合も、肌がくすんでいる可能性があります。

肌にくすみが出ているということは、肌内部でトラブルが起きているというサインなので、放っておくと深刻なエイジングにつながってしまう場合もあります。

くすみ肌の7つの原因

くすみの原因はいろいろあり、ときには複数の原因が絡み合って肌にくすみが起きていることも…。

ここからはくすみ肌の原因について詳しく解説していきますので、自分のくすみの種類や原因を見極めて適切なケアを進めていきましょう。

①血行の悪さ

ストレスや疲労、睡眠不足、運動不足、カラダの冷えなどが原因で、血流が滞ると肌の細胞に栄養が行き届かなくなります。

また、同時にリンパの流れも悪化し、老廃物がうまく排出されなくなってしまいます。

こうした血液とリンパの流れの鈍化が顔のむくみを引き起こし、また肌のターンオーバーを乱れさせる原因に。

結果的に、健康的な肌の赤みがなくなり、顔全体がくすんでしまうのです。

血行不良によるくすみは「青くすみ」とも呼ばれ、目の下にできる青クマもその一種です。

<血行不良によるくすみ肌チェック!>
●肌が青白くくすんで見える
●冷え性気味だ
●疲れやすい、むくみやすい
●青クマができている

②メラニン色素

美肌の大敵「紫外線」もくすみを引き起こす原因の1つです。

紫外線によるダメージから肌を守るために、肌の奥にあるメラノサイトでメラニン色素が生成されます。

健康な肌の場合、メラニン色素を含んだ肌細胞は少しずつ肌表面へと移動し、最終的には古い角質と一緒に剥がれ落ちていきます。

しかし加齢などによってターンオーバーが乱れているとメラニン色素を含んだ肌細胞が剥がれ落ちず色素沈着して、肌がくすみます。

紫外線の浴びすぎや肌のこすり過ぎなどの外的刺激によってメラニン色素が過剰に生成されてしまった場合も、色素沈着が起きてくすみにつながります。

<メラニン色素によるくすみ肌チェック!>
●肌が茶色っぽくくすんでいる
●紫外線を浴びる機会が多い
●スキンケア時などに肌をこすりがち
●夕方になると肌がくすむ
●肌の手触りがゴワゴワしている

③乾燥

肌の乾燥はあらゆる肌トラブルの原因といわれている通り、くすみも引き起こします。

乾燥肌はうるおいが不足しているため、肌内部の構造が崩れてキメも乱れがち。

そのせいで肌表面にできるデコボコが影をつくり、暗くくすんで見えてしまうのです。

冬は誰もが乾燥のリスクに直面しますが、夏場でもエアコンのきいた室内で過ごすことが多い人は、乾燥対策に注意が必要です。

また、敏感肌の方も肌が乾燥しやすいので、保湿を徹底しましょう。

<乾燥によるくすみ肌チェック!>
●くすみだけでなく、毛穴や小ジワも目立つ
●肌の透明感がない
●何をしても肌が乾燥する
●敏感肌である
●思春期にニキビができなかった

④ターンーバーの乱れ

加齢や生活習慣の影響を受けて乱れてしまう肌のターンオーバーを整えることも、くすみ対策には有効です。

というのも、ターンオーバーが遅くなると古い角質が剥がれ落ちなくなって角質が厚くなる角質肥厚の状態になるため、肌がゴワゴワしてくすんで見えるようになるからです。

逆にターンオーバーが必要以上に速いのも未成熟な肌が表面に出てきてしまい、外的刺激を受けてキメが乱れ、結果的にくすみを引き起こすことになるので良くありません。

ターンオーバーの乱れによって起こるくすみは、血行不良や乾燥、紫外線の影響とも関係しているので、似たような症状が出ることが多いといわれています。

<ターンオーバーが遅くなったことによるくすみ肌チェック!>
●ファンデーションなどメイクののりが良くない
●灰色がかって見える
●肌がガサガサ、ゴワゴワ
<ターンオーバーが速すぎることによるくすみ肌チェック!>
●肌が敏感になったと感じる
●角栓が目立つ
●皮脂の分泌量が増え、肌がテカりやすい

⑤毛穴の汚れ

毛穴の汚れが蓄積する原因は、皮脂が過剰に分泌されていることと、メイク落としがきちんとされていないことです。

とくに皮脂分泌の多い脂性肌タイプの方は、適切な洗顔を行うよう注意しましょう。

毛穴の汚れは、毛穴の黒ずみ(イチゴ鼻)・開き・角栓詰まりなどの状態につながります。

こうした汚れが酸化することで黒くなり、顔全体が黒くくすんで見えるようになってしまうのです。

<毛穴の汚れによるくすみ肌チェック!>
●毛穴が目立つ、角栓が目立つ
●化粧を落とさずに寝ることがある
●敏感肌である
●インナードライタイプだと思う
●毛穴パックで角栓をよく取っている
●毎朝晩、スクラブ入り洗顔料を使っている
●毎日、角栓を取り除くケアをしている

⑥肌の老化

年齢を重ねるとともに、肌の機能が衰えることでも肌のくすみは起こります。

老化によって真皮の線維芽細胞の働きが低下すると、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった大切な成分が生成されなくなり減少していきます。

さらに老化によりターンオーバーもどんどん遅くなるため、古い角質が剥がれ落ちず、肌の角層が分厚くなってしまいます。

これらの原因によって肌のくすみが目立つようになっていくのです。

<肌の老化によるくすみ肌チェック!>
●40歳以上である
●ハリ・ツヤ・弾力感がない
●たるみ毛穴・ほうれい線・小ジワが目立つ
●更年期にさしかかっている

⑦肌の糖化

近年注目されている、肌の糖化。

肌内部の糖質がタンパク質と結合することでAGEsという物質になりさまざまなトラブルを引き起こすのですが、AGEs自体が黄色い褐色なので黄ぐすみ・茶ぐすみの原因となっています。

<肌の糖化によるくすみ肌チェック!>
●黄色がかっている、茶色がかっている
●ハリ・弾力感がない
●甘いお菓子が好き
●脂っこいメニューが好き
●血糖値が高め
●くすみ肌は内側からのケアが肝心
●くすみのない美しい肌は、健全な生活習慣から生まれます。

その中でも特に大切なのが、食生活です。

なぜなら私たちの肌は、食べたもので作られているからです。

理想としては、3食とも栄養バランスのとれた食事をとることが望ましく、添加物を多く含む加工食品や糖質の多いスイーツ、脂っこいメニューなどは避けるのがベスト。

とはいえ、忙しい現代人にとってはそのような食生活は難しいので、外食が続いたり糖質・脂質を摂りすぎたときは運動して体内にため込まないようにすると良いでしょう。

くすみの改善には、ビタミンC・E・B群・Aなどのビタミン類のほか、タンパク質も欠かせません。

こうした栄養素を意識した食事を実践すると良いですね。

また、すべてを食事からとるのが難しい場合は、くすみ対策サプリなどで栄養素を補うこともおすすめです。