グリーンスムージーとは、スムージーの一種です。
グリーンスムージーを理解するために、まずはスムージーとは何かを解説し、スムージーの種類や栄養について解説していきます。
スムージーとは
スムージーとは、凍らせた野菜や果物を使った飲み物のことです。
可食部分だけ使うのではなく、種や皮も丸ごとミキサーで粉砕してすべて飲み物として頂くのが特徴です。
スムージーはアメリカ生まれ
スムージーは、1900年代にアメリカの西海岸周辺で誕生したといわれています。
一般的にスムージーが広まった要因は、家電が進化し、ミキサーやジューサーなどで種や皮ごと粉砕可能となったことが大きく関係しています。
また、流行に敏感なハリウッドスターから体にいいと評判になり、火が付いたのです。
野菜ジュースとの違い
野菜ジュースは、可食部分だけをジューサーに入れ、飲み物にしたものですが、スムージーは種や皮ごとミキサーに入れ粉砕した飲み物でそこに違いがあります。
種や皮が入っているために飲みにくいことも多いですが、種や皮の部分は栄養価が高いことが多いため、新鮮なまま丸ごと摂れるスムージーは、野菜ジュースに比べてとてもおすすめです。
スムージーの種類
スムージーの種類としては、グリーンスムージー、ダイエット用スムージー、フルーツスムージーなどがあります。
グリーンスムージー
グリーンスムージーとは、葉物野菜をいれ、主に栄養素を補う目的のスムージーを言います。
「グリーン」とは単に色というわけではなく、葉物野菜が入っているという意味もあったのですね。
最近ではチアシードなどを入れ、ダイエット用と兼用しているスムージーもあります。
ダイエット用スムージー
ダイエット用スムージーは、スムージーの中でも、チアシードなどを配合して満腹感を得られるように作られたスムージーです。
ダイエットやファスティングの準備段階としても取り入れられ、グリーンスムージーのように必ずしも葉物野菜が入っているとは限りません。
フルーツスムージー
フルーツスムージーは、その名の通り野菜ではなく、りんごやバナナなどの果物を主に配合し、栄養素のためというよりも味を楽しむデザート用のスムージーのことです。
グリーンスムージーよりも味が整えられていることが多いので、スムージーの中では飲みやすくできています。
子供と一緒に作るお母さんも多いようです。
グリーンスムージーに含まれている成分と栄養素
グリーンスムージーに含まれる栄養素は、どのようなものを入れるかによっても異なってきます。
しかし一般的にグリーンスムージーに入れる野菜は、明日葉やホウレン草、小松菜などの葉野菜です。
そこで、ここでは一般的に使う葉物を入れた場合の栄養について解説していきます。
カルシウム
カルシウムは、骨を形成するという働きがあるのは知られていますが、神経が興奮するのを抑えたり、血圧上昇を抑制したりする効果があるので、リラックス作用としても働くと考えられています。
カルシウムを豊富に含む葉物野菜は、小松菜やほうれん草です。
マグネシウム
マグネシウムは酵素に関係している栄養素で、たんぱく質を合成し、体温を調整する人間の代謝にかかわる栄養素になっています。
マグネシウムは、ほうれん草のような葉物野菜に多く含まれています。
鉄分
鉄分は、赤血球を作るための主成分で、酸素を体内のあらゆる場所に運ぶという役割があります。
不足すると貧血になる可能性があることは知られていますが、セロトニンなどの神経伝達物質にも関っており、精神的にも不安定になる可能性もあります。
鉄分を多く含む葉物野菜は、サラダ菜やつまみ菜です。
亜鉛
亜鉛は、『セックス・ミネラル』という通称があるくらい、生殖機能に深くかかわってくる栄養素です。
他にも、酵素の働きにかかわっており、微量ながらも体内に欠かせない栄養素になっております。
ほうれん草や葉ねぎなどに多く含まれています。
カリウム
カリウムは細胞の外液となるナトリウムとのバランスをとる働きがあり、血圧を下げる効果もあります。
カリウムを多く含む葉物野菜は、ほうれん草、にら、春菊などです。
ビタミンA
ビタミンAは目や肌の機能を保ち、免疫力を向上させる働きがあります。
その他にも、抗酸化作用があるので美肌を保つための重要な栄養素として、化粧品などにも入れられている成分です。
ビタミンAは、ほうれん草、春菊、レタスに含まれています。
ビタミンE
ビタミンEは、トコフェロールとも呼ばれ、防腐剤として化粧品や食品などに用いられています。
防腐剤として使用できるくらいですので、人間の体の中でも、活性酸素を除去し、抗酸化作用の高い栄養素として作用します。
「若返りビタミン」とも言われているビタミンEは、小松菜やネギに多く含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは、ビタミンの中でも非常に働き者で、活性酸素を除去する抗酸化作用や、コラーゲンを合成したりする働きがあるなど、様々な役割があります。
メラニンを還元し、美白に有効に働くので、美白化粧品にもよく配合されていますね。
ビタミンCが多い葉物野菜は、キャベツ、小松菜などです。
βカロテン
βカロテンは、植物性ビタミンAといわれており、抗酸化作用があることで知られている栄養素です。
「βカロチン」ともいいますが名称が異なるだけで、同じものです。
βカロテンを含む葉物野菜は、レタスや白菜などが知られています。
食物繊維
食物繊維は、腸のお掃除役というイメージがあると思いますが、実はダイエットには欠かせない色々な働きをしてくれます。
例えば、水分を胃の中で取り込んで膨らむために満腹感を得られたり、余計な脂肪を体外へ排出することなどがあります。
葉ネギ、明日葉などに含まれていますので、ダイエットをしている方は意識して摂っていいかもしれませんね。
グリーンスムージーの効果
グリーンスムージーにはたくさんの栄養素が入っていますが、私たちの身体にはどのような効果があるのか、詳しく見ていきましょう。
肌がキレイになる
グリーンスムージーに含まれているビタミンCには、既にできているメラニンを還元させる効果があり、美白化粧品にも配合されていることでも有名ですね。
肌の調子を整える作用もあるので、女性には嬉しい効果の一つです。
お通じがよくなる
グリーンスムージーには食物繊維が含まれていますので、善玉菌を増やし、お腹の調子を整え、お通じをスムーズにする作用があります。
酵素を摂ることでデトックス効果もありますので、免疫の活性化にも役立ちます。
加えて、グリーンスムージーは低カロリーですので、ダイエット中にも胃に負担にならず、飲むだけで栄養素が摂れるのが嬉しいですね。
むくみが解消する
グリーンスムージーでむくみが解消するというのはなかなか想像できないかもしれません。
メカニズムとしては、通常、細胞内液にはカリウムが存在し、細胞外液にはナトリウムが存在しており、両者がバランスを保っています。
しかし、塩分の摂り過ぎなどが原因で、細胞外液にナトリウムがたまりすぎると、バランスを保とうと体が水分を余計にため込みます。
これがむくみになるのですね。
カリウムは、この水分バランスを調整して、均衡を保とうとする働きがあるのでむくみ解消につながります。
痩せやすい体質になる
グリーンスムージーには食物酵素がたっぷりふくまれており、体内にもともとある消化と代謝を司る酵素を助ける働きをします。
そのため、グリーンスムージーを飲んでいると、結果的に新陳代謝がよくなり、脂肪燃焼しやすい体になるので、痩せやすく、ダイエットが成功しやすい体質になります。
グリーンスムージーの選び方
グリーンスムージーはビタミンやミネラル、生の酵素もまんべんなく取れる私たちの身体には嬉しい飲み物です。
効果もあるために、いろいろなグリーンスムージーが販売されていますが、どのように選べばいいのか迷ってしまいますよね。
どの点を見てグリーンスムージーを選べばいいのか、その基準について解説していきます。
栄養がバランスよく含まれているかどうか
グリーンスムージーには、葉物野菜に含まれているビタミンやミネラルなどに加え、いろいろな栄養素がバランスよく含まれています。
食事では補給しきれない栄養素もあり、毎日の栄養素を補給するサポート役として有用ですので、そのバランスの良さを一つの基準として選んでみましょう。
チアシードが含まれているかどうか
チアシードには食物繊維が含まれて便秘改善にも効果があります。
また、お腹を膨らませることが出来ますので、腹持ちも良くダイエットにも効果的だとして雑誌やテレビなどでも知られていますね。
しかし、実はそれだけではなく、チアシードは「完全栄養食」と言われるくらい、豊富な栄養も含むのです。
具体的には、オメガ3系の脂肪酸であるαリノレン酸や必須アミノ酸8種類もすべて含んでいます。
そのため、栄養が欠けがちなダイエット時には補助として適していると言えるので、チアシードが入っているかどうかも一つの基準としてみるのもいいでしょう。
続けやすい工夫がされているか
いくらグリーンスムージーの栄養素が豊富でも、一度しかとらなければその時だけの効果で終わってしまいます。
大事なことは、継続してやらなければ意味がないということ。
そのためにグリーンスムージーにどのような工夫がされているか、ということが非常に大切です。
例えばシェイカーで水を入れて振るだけ、色々な味がある、など、続けられるような工夫がされていると、継続して飲んでみたくなり、ダイエット効果も上がることになるのです。