日焼け止めパウダーとは、紫外線から肌を守り、日焼けを防ぐケアグッズのうち、パウダーを肌の表面につけるもののことをいいます。
日焼け止めファンデーションがありますが、日焼け止めパウダーはどちらかというとフェイスパウダーに近いイメージ。
その理由は、リキッドファンデーションの上に付けるのはもちろん、パウダーファンデの上にも付けることができるからです。
メイクの仕上げに使うことで、一番外側で紫外線をしっかりカバーしてくれます。
日焼け止めパウダーを使うべき人
日焼け止めで一番メジャーなのはクリームタイプです。
日焼け止めクリームは、汗で流れてしまわないように肌との密着性を高くしており、肌の閉塞感を感じる人が多くいます。
肌全体に膜が張って息苦しいような、何とも言えない重い感覚ですね。
この場合、肌に負担がかかっているため、思わぬ肌トラブルになる可能性があります。
かゆみを感じたり赤くなったり、汗腺にフタをすることで汗がでにくくなり、体温調整がうまくできないこともあります。
その点、日焼け止めパウダーは表面をやさしく覆うので、閉塞感を感じることはありません。
肌の負担が少なく、肌トラブルの原因にもなりにくいので、敏感肌の人や一時的にでも肌の抵抗力が弱っている人は、ぜひ日焼け止めパウダーを使ってみてください。
もちろんお子さんも、安心してお使いいただけます。
顔だけでなく、全身に使える日焼け止めパウダーもあります。
日焼け止めパウダーの効果について
日焼け止めパウダーには、他の日焼け止めにはない特徴があります。
- 日焼け止め効果はクリームなどに劣らない
- 何度でも重ね付けでき、長時間効果が続く
- 肌の負担が少なく、肌ケア効果が高い
それぞれについて、詳しく説明していきますね。
日焼け止め効果はクリームに劣らない
日焼け止めクリームのような密着感がないので、紫外線カット効果をあまり期待できないと思っている人もいるかもしれませんが、日焼け止めパウダーを軽く見てはいけません。
「SPF50、PA++++」という紫外線カットの最高値の商品も多くあります。
また、どんなに紫外線カット効果が高いものでも、クリームに比べてサラサラした使い心地で軽いので快適です。
さらに、パウダーの粒子が光を乱反射させるので、毛穴をカバーしながら透明感を演出してくれるうれしいメリットもあります。
何度でも重ね付けでき、長時間効果が続く
万全の紫外線対策をするには、数時間ごとに日焼け止めをつけなおすことがポイントとなります。
これは、どのタイプの日焼け止めにも共通したことです。
ところが、クリームやジェルタイプの日焼け止めは、一度日焼け止めをぬぐったり、洗い流したりしないとキレイに塗りなおすことはできません。
外出先では、それってとっても面倒ですよね。
でも日焼け止めパウダーの場合、そのまま重ね付けができるので楽ちんです。
朝は下地(日焼け止め化粧下地)を兼用した日焼け止めクリームを使っているという人も、付け直し用に日焼け止めパウダーを使うと便利かも。
フェイス専用の日焼け止めパウダーは、重ね付けしても厚ぼったくならないのに、毛穴カバーと美肌ケアはしっかりやってくれるものもあるので、賢く使い分けするのもいいですね。
スポーツをやる人にもおすすめですよ。
肌の負担が少なく、肌ケア効果もあり
主な保湿成分: セラミド・ヒアルロン酸・スクワラン・ローヤルゼリーエキスなど
主なアンチエイジング成分: コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸・ビタミンA・ビタミンCなど
日焼け止めパウダーの選び方
SPFとPAから選ぶ
日焼け止め選びの基本となるのが、SPFとPAの数値です。
SPF
シミやソバカスの原因となる紫外線B波(UV-B)の防止効果のことで、SPFの数値が大きいほど、UV-Bによる日焼けを遅らせることができます。
1単位は、20分が目安となっており、「SPF30」は「20分×30=600分」となります。
ただし、20分はあくまでも目安の数値なので、日焼けをしやすい人は「10分×30=300分」しかないこともあります。
洗濯を干したり、買い物にでかけたりするのであればSPF20~30で十分ですが、レジャーに出かけるときは、最高値のSPF50を選ぶのが安心です。
PA
シワやたるみの原因となる紫外線A波(UV-A)の防止効果です。
- PA++++ ‥‥ 極めて高い効果がある
- PA+++ ‥‥ 非常に効果がある
- PA++ ‥‥ かなり効果がある
- PA ‥‥ 効果がある
こちらは、ちょっとしたおでかけであればPA++程度で十分ですが、レジャーに出かけるときは、PA+++か、PA++++を選んでください。
美容成分で選ぶ
日焼け止めパウダーは、単に紫外線を防止するだけでなく、美容成分が含まれたもの選ぶようにします。
紫外線を浴びると肌の抵抗力がダウンし、肌荒れしやすくなってしまいます。
そのため、帰宅してからケアするのではなく、日中からケアしておく方がよいからです。
特に保湿成分は重要なので、絶対条件にすることをおすすめします。
また、お肌の衰えが気になる人は、アンチエイジング成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
ノンケミカルを選ぶ
紫外線で抵抗力が弱ってしまった肌は、いつもよりも敏感になっています。
そのため、石油系の合成成分ができるだけ入っていないものを選ぶようにします。
例えば、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤は、肌荒れや乾燥を招きますので十分注意したいもの。
また、専用のリムーバーを使わないと落ちない日焼け止めは密着性が高く、肌の負担が大きいので、敏感肌の人は使用NGです。