美肌サプリとは？

美肌を作るサプリといえば、美肌に良いコラーゲンやプラセンタなどを配合したものが良く知られています。

テレビや雑誌、店頭などさまざまなところで目にする機会が多いので、他にもいろいろと思いつくかもしれませんね。

美肌サプリとは、コラーゲンなど、肌のうるおいを保ったり調子を整えたりすることのできる美容成分を中心に配合したサプリメントのことですが、同じ美肌のためのサプリでも、配合成分、製法によってその効果はさまざまです。

なぜ美肌サプリによって効果がさまざまなのかというと、美肌の作り方は一つではなくいろいろな方法があるため、サプリによってアプローチの仕方が異なるからです。

では、そもそも「美肌」とはどのような事なのか、「美肌」を作るためには具体的にどうすればよいのでしょうか。

美肌を構成するための三大要素を踏まえて、美肌とは何かを詳しく見ていきましょう。

美肌を構成する要素は「うるおい」「透明感」「ハリ」の３つだと言われています。

うるおいがある

肌表面のバリア機能が正常に働き、十分な水分が保たれている状態。

透明感やハリを生み出す元でもあります。

肌の水分保持力はセラミドやヒアルロン酸といった成分が決めていますが、それらの成分は年齢とともにだんだん減少していくため、乾燥しやすい肌になってしまいます。

みずみずしい潤いが感じられる肌には、セラミドやヒアルロン酸といった成分が十分に保たれる必要があるのですね。

透明感がある

肌の新陳代謝が良好で、メラニンによるシミやくすみができにくい状態。

シミやくすみの原因であるメラニンは主に紫外線によって肌内部に生成されます。

紫外線を極力避けることも大切ですが、メラニンはビタミンC誘導体で還元して色素を薄くすることができますので、その成分を摂るといった対策も有効と言えるでしょう。

ハリがある

肌内部の状態がよく、若々しく弾力がある状態。

表皮の下にある真皮層では、コラーゲン線維やエラスチン線維といった細胞が網目状になっており、その構造が肌の弾力やハリを支えています。

加齢とともにエラスチン線維が切れたり、コラーゲン線維が減少したりすることによって、肌の弾力が失われ、くぼんだ所がシワなどの元になるのです。

エラスチンやコラーゲンなどの成分を外部から補えば線維は保たれるため、真皮層の状態もよくなりハリのある美肌を保つことができます。

このように、美肌とは「うるおい」「透明感」「ハリ」の三大要素が十分に満たされている状態なのです。

美肌の構成要素である「うるおい」「透明感」「ハリ」について、それぞれどういった成分が効果的なのかを見ていきましょう。

うるおいを与える

ヒアルロン酸やセラミド

ヒアルロン酸は主に真皮に、セラミドは主に表皮に働きかけ、細胞と細胞の間を水分で満たしみずみずしい肌を作ります。

これらの成分は加齢とともに減少する傾向にあるので、サプリや化粧品で補う必要があります。

透明感を保つ

ビタミンC誘導体やプラセンタ

肌の透明感がなくなる大きな原因の一つとして、紫外線を浴びることにより体内にメラニンが生成され、黒ずんでシミやくすみになることが挙げられます。

そのため、メラニンを還元できる作用を持つビタミンC誘導体や、細胞の新陳代謝を促して健康的な肌を作る役割があるプラセンタなどを摂るのが望ましいでしょう。

プラセンタには疲労回復効果もあるので、血行不良や疲れによるくすみにも対応できます。

ハリを保つ

肌のハリや弾力は、コラーゲン線維とエラスチン線維が支えていますので、コラーゲンやエラスチンを内側から取り入れるのは効果が期待できると考えられます。

もちろん製品によっても異なりますが、美肌サプリにはこれらの成分がバランスよく配合されていることが多いので、よりバランスの良い美肌への効果を期待できるんですね。