若い頃はつるつるすべすべだった首やデコルテに、いつの間にか現れてしまったブツブツ。
ニキビや吹き出物でもないそれは、いわゆる首イボといわれるもの。
親や祖父母の肌にもあるその首イボが自分の肌にできると、一気に老けた感じがしてしまいますよね。
でも、なぜ年齢を重ねると、首イボができてしまうのでしょうか。
首イボができる原因
首イボの原因は1つとは限りません。
加齢やウイルス感染、外的刺激によるダメージなど、いくつかの要因が複雑に絡み合って首イボを発症させていると考えられています。
原因①ウイルス
首イボは、ウイルスによる感染症の一種です。
代表的なのはヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスで、カラダにできた小さな傷などから肌内部に入り込み、首イボを発症させます。
それ以外にも100種類以上のウイルスが首イボの原因になる可能性があるといわれていますが、これらのウイルスに感染しても放置しておけば自然に治ることがほとんどです。
原因②加齢
首イボの発症は、加齢とも関係しています。
加齢にともなってカラダの機能が低下すると、肌の新陳代謝も衰えていきます。
肌が生まれ変わるターンオーバーが正常に行われなくなったことで、肌表面や毛穴に古い角質が蓄積され、首イボが生成されてしまうのです。
原因③摩擦刺激や紫外線ダメージ
ネックレスなどのアクセサリーや首元に巻くスカーフ、ハイネックやタートルネックなどの衣類は、首・うなじ・デコルテの肌に摩擦ダメージを与えてしまいます。
そうした摩擦による刺激が首イボを発生させる場合もあります。
また、首まわりの肌は露出していることが多いため紫外線の影響を受けやすいエリア。
紫外線はエイジングを加速し、肌の代謝を低下させるため、首回りの紫外線対策をおろそかにしていると首イボができやすくなってしまいます。
首イボの種類と症状
首イボにはいろいろなタイプがありますが、大きくはウイルス性のものと非ウイルス性のものに分けられます。
首イボのタイプによって、イボの色やできる範囲なども変わってくるので、自分の首イボはどのタイプなのか、チェックしてみてくださいね。
アクロコルドン
【特徴】肌と同じ色をしている。サイズは2、3ミリ程度。痛みなどの自覚症状がないからと放置していると、広範囲に広がってしまう。
【発症するエリア】首、太ももの付け根、ワキなどの柔らかいエリアに発症しやすい。
【原因】非ウイルス性の首イボ。加齢にともなうターンオーバーの乱れや、紫外線ダメージが原因とされる。肥満気味の方も注意が必要。
スキンタッグ
【特徴】肌色、黒色、茶色のイボ。サイズは1~3ミリ程度。摩擦により炎症が起きる場合も。
【発症するエリア】首、デコルテ、まぶた、太ももの付け根、ワキ、おしりなど柔らかいエリアに発症しやすい。
【原因】非ウイルス性の首イボ。肌の老化や、衣類やアクセサリーによる摩擦ダメージによるターンオーバーの乱れが原因とされる。中高年世代に多くみられる。
老人性のイボ
【特徴】肌色、黒色のイボ。サイズは徐々に大きくなる。平べったい形状、盛り上がった形状のものがある。かゆみを伴う場合も。
【発症するエリア】体中にできる。紫外線が当たる部分に多い。
【原因】非ウイルス性の首イボ。肌内部に蓄積された紫外線ダメージが原因で発症するイボ。80歳以上の高齢者はほとんど発症している。老人性イボは、老人性疣贅、脂漏性角化症とも呼ばれる。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
【特徴】若い女性にも発症しやすいイボ。肌色のイボで、ニキビと酷似している。サイズは2ミリ程度。平べったい形状。
【発症するエリア】顔面に発症しやすい。
【原因】ヒトパピローマウイルスが肌内部に入り込むことで発症するイボ。イボを触った手から伝染する可能性がある。
首イボのケアは専用クリームがおすすめ
首イボをなくすためのケア方法はいくつかありますが、もしあなたにできている首イボが非ウイルス性の首イボで、それほどサイズの大きくないものであれば、首イボ専用のクリームを使って処置することをおすすめします。
病院の皮膚科などでレーザー治療や液体窒素による治療、手術を受ける方法もありますが、高額な費用がかかりますし、肌に負担をかけたり、手術の跡が残ってしまう可能性もあることを考慮しましょう。
首イボをケアするためのクリームなら傷跡が残る心配もありません。