サプリにもなっているユーグレナとはそもそもどういうものか、その栄養素について解説していくと共に、ユーグレナサプリの特長をまとめてみました。
ユーグレナは「ミドリムシ」のこと
「ユーグレナ」とは学名で、「ミドリムシ」と同意義です。
「ミドリムシ」といえば、小学校の理科の実験で顕微鏡を使い見た方も多いと思いますが、まさにあのミドリムシのことなのです。
藻の一種であり、ミクロの世界で動いている不思議なミドリムシが今話題のユーグレナとは信じがたいところですが、1990年代にはもうすでにミドリムシを使った医療の研究がおこなわれていました。
しかし、ミドリムシを培養するのは難しく、一般的に普及するまでには至らなかったのです。
それを可能にしたのが、東京大学の研究者で、ミドリムシが一般に普及したことでNASAをはじめ、今世界中から注目を浴びています。
ユーグレナは動物でもあり植物でもある
ミドリムシは、理科の実験で習った通り、光合成をすることが出来ます。
さらに動くことが出来る上に、外部から栄養を取り込むので動物的な性質も持ちます。
この植物、動物のどちらともつかない、いわば両性を併せ持つところがユーグレナの特徴でもあるのです。
ユーグレナの特徴
ユーグレナの特徴は、栄養価が高くバランスの良い栄養素をもっていること、体への吸収率が高いことがあげられます。
具体的に見てみましょう。
ユーグレナには59種類の栄養素が含まれている
ユーグレナには、ユーグレナにしか含まれていないパラミロンをはじめ、アミノ酸やミネラル、ビタミンなど59種類の栄養素が含まれています。
その中でもユーグレナを特徴づける代表的な栄養素を詳しく紹介していきます。
パラミロン(βグルカン)
パラミロンはβグルカンの一種です。
βグルカン自体は、キノコ類に多く含まれている栄養素で、毒物を体の外へと排出する効果があります。
パラミロンには無数の穴が開いており、この穴が余計な脂を取り込み、乳酸の働きを活性化します。
その結果、コレステロールを抑制してくれる作用や、感染症や肺炎予防があり、ストレスまで抑制するのです。
有難い成分ですが、このパラミロンは地球上でユーグレナにしか入っていない大変貴重な栄養成分です。
動物と植物の中間に位置しているミドリムシだからこそ、生まれた栄養素なのかもしれませんね。
必須アミノ酸
必須アミノ酸は、バリン、ロイシン、イソロイシンなど、9種類あります。
それらをまとめて必須アミノ酸と言われていますが、ユーグレナはこの必須アミノ酸がすべて入っている珍しい植物です。
必須アミノ酸は筋肉の発達や肝機能のサポート、免疫やホルモンともかかわっており、体内では生成されずに、食物から摂る必要のあるものです。
ユーグレナにはまんべんなく入っているので、これも完全栄養食品と言われる所以かもしれませんね。
GABA
GABAは天然アミノ酸の一種で、興奮した神経を落ち着かせ、ストレス低減の作用がある栄養素です。
よくチョコレートなどに入っているものを見かけますが、ユーグレナの場合は天然のものかつ吸収率がいいので、ストレス低減効果としても、ユーグレナは非常にいいと言えます。
DHA、EPA
DHAやEPAは不飽和脂肪酸の一種で、主に青魚などに含まれる動物性の栄養素です。
不飽和脂肪酸は、常温で固まらずに体内でも液体のまま保つことができ、コレステロールなどをコントロールする働きがあると言われています。
ミドリムシには、この不飽和脂肪酸も含まれているのです。
体への吸収率が高い
通常の野菜には栄養素を守るための細胞壁というものがあり、栄養は中に閉じ込められています。
そのため、その細胞壁をセルラーゼという酵素で壊さないと栄養が吸収できません。
対して、ユーグレナは細胞壁がなく吸収がしやすい状態にあるので、野菜の吸収率が最大でも40%ほどなのに対し、90%以上の驚異的な数字を達成できるのです。
ユーグレナサプリの効果
ユーグレナサプリは栄養素がふんだんに含まれているので、様々な効果が期待できます。
具体的にどのような効果があるのか、見ていきましょう。
お通じがよくなる
ミドリムシにしか含まれていないパラミロンは、無数の穴を持ち、そこから油や水を吸うので、吸水性と吸油性に優れています。
その働きで腸内の老廃物を外に出して整えてくれる上に、腸に刺激を与えて負担になる物質を取り除く効果もあります。
結果的に腸内環境が整えられ、お通じがスムーズにいくというメリットがあるのです。
ストレスの抑制
ユーグレナサプリにはパラミロンやGABAが含まれており、いずれもストレス低減できる効果があると言われています。
特にGABAはドーパミンなどの神経を興奮させる物質が出過ぎるのを抑制できるため、眠りが浅いなども改善することが期待できます。
糖尿病の予防
ユーグレナには「アディポネクチン」というホルモンを増やす作用があります。このアディポネクチンは血液から分泌されるホルモンで、血管を修復したり、インスリンの効きを良くしてくれる効果があります。
つまり、糖が分解されずになってしまう「糖尿病」を予防する効果があると考えられています。
免疫力の向上
体にとって有害な細菌が体内に入ってきても、強力なデトックス作用で排出してしまうのがパラミロンの働きです。
どのくらい強力かというと、インフルエンザのような強力なウィルスにも対抗できるくらいで、これが免疫力アップに貢献してくれているのです。
さらにユーグレナサプリには、免疫にいい影響をもたらす亜鉛なども含まれているため、相乗効果による免疫力アップも期待できます。
ユーグレナサプリの選び方
ユーグレナのサプリは様々な種類が出ていますが、どのようにユーグレナサプリを選ぶべきかの基準を解説していきます。
沖縄のユーグレナを使っていること
現在ユーグレナは、ミドリムシの大量培養に成功した東京大学の研究者が設立した「株式会社ユーグレナ」が培養しているユーグレナが主流として出回っています。
模造した粗悪品もあるようなので、株式会社ユーグレナの製品であるか、沖縄で培養しているミドリムシであるかなど、原産地をよく確認しましょう。
極力無添加であるかどうか
ユーグレナを栄養としてサプリで補う以上は、極力体に不要なものは取りたくないですよね。
着色剤や保存料などがあると、ユーグレナに含まれている栄養素が壊れたり弱まったりして、せっかくの栄養が台無しになってしまう恐れがあります。
極力体に優しく、ムダのないものを選ぶことが大切です。
ユーグレナ含有量が多いだけでなく、目的に合っていること
ユーグレナは細胞壁がなく栄養素を吸収しやすいため、栄養素を補いやすいことは前述したとおりです。
ユーグレナ含有量が少ないよりは多い方がいいのですが、美容成分や酵素など、ユーグレナにないものを目的に応じてプラスで摂れるものを選ぶといいでしょう。