デトックス効果のあるお茶を摂ると肌や体にいい、ということが言われていますが、実際どのようなことを「デトックス」というのか、どんなお茶に「デトックス効果がある」のか知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで、お茶の種類、どのような成分が効果的なのかを、まとめてみました。
デトックスお茶の種類
デトックス効果はお茶によって、便秘解消や抗酸化作用、新陳代謝を良くするものまで様々な種類の効果があります。
ここでは具体的に、どんな種類があるのかをご紹介していきます。
緑茶
緑茶はカテキンを豊富に含んでおり、活性酸素を抑制し、動脈硬化や高血圧にも効果があるとされるお茶です。
お茶に含まれているビタミンCやカフェインによって、抗酸化作用がさらに高まります。
どくだみ茶
どくだみ茶にはカリウム塩という栄養素が含まれており、ナトリウムとカリウムのバランスを整え、余計な水分を体外へ排出してくれる働きがあります。
むくんでしまった時など、水分を外に出したい時に効果的なお茶と言えます。
たんぽぽ茶
たんぽぽ茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、中でもカリウムが豊富に含まれており、利尿作用があります。
ドクダミ茶同様にカリウムの作用でむくみなどにも効果があるお茶です。
明日葉茶
明日葉は、暖かい地域に生える植物で、有機ゲルマニウム、鉄分、ビタミン12を含みます。
特に有機ゲルマニウムは血液をサラサラにしてくれる、血液のデトックス作用があることで知られています。
さらに、免疫活性因子のインターフェロンという物質に働きかけ、免疫力が向上し、ウィルスなどを寄せ付けない体を作ってくれるのです。
べにふうき茶
べにふうきには、メチル化カテキンという成分が含まれています。
これはヒスタミンなどの炎症物質を排除し、アレルギー反応を抑制する効果があるので、べにふうき茶はアレルギー症状が起こりやすい方のデトックスとしておすすめのお茶です。
ルイボスティー
ルイボスには、ケルセチンという成分が含まれています。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、活性酸素を取り除き、ビタミンCの働きを助ける抗酸化作用があります。
さらに、強力な抗酸化作用を持つ成分として話題のSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)を含み、肌のターンオーバー正常化にも重要な役割を果たします。
まさにデトックスの王道のお茶と言えるでしょう。
ローズヒップティー
ローズヒップティーには、なんといっても酵素やビタミンが含まれています。
ビタミンAやCといった定番のものはもちろん、ビタミンPやKなどといった、聞きなれないビタミン類も含まれています。
しかしそのビタミンPや酵素の働きで、ローズヒップに含まれているビタミンは熱で壊れにくいということがわかっています。
ビタミンCにはメラニンを還元させ、肌を美しく保つ効果もあるので、ビタミンを摂ってキレイにデトックスするために欠かせないお茶です。
デトックスお茶を飲む効果
デトックス出来るお茶には様々な栄養素があり、効果的に体に作用しています。
では実際に、飲み続けることでどのようなメリットがあるのか、「そんな効果があるのなら飲みたい」と実感できるレベルとしての効果としてまとめてみました。
痩せやすくなる
痩せやすい体を作るには、運動したり適切なバランスの良い食事をしたりということはもちろんですが、老廃物を体に溜めこまないということも非常に大事です。
痩せにくい体というのは、ストレスや喫煙、紫外線、宿便など様々な影響で老廃物や毒素を体の中に溜めこんでいる場合が多いです。
部屋の中にゴミを置きっぱなしにしているのと同じで、これではいつまでたっても綺麗な体にはなりませんね。
そこで、体内のお掃除をしてくれる食物繊維や抗酸化成分の多いお茶を飲み、体を温めて代謝を上げ、腸の宿便や他の老廃物をためないことで痩せやすい体に変わっていくのです。
むくみの解消
デトックス効果のあるお茶に含まれるカリウムは、細胞外のナトリウムの濃度調整役割を担っています。
カリウムとナトリウムがバランスを取っている間は何も問題がないのですが、水分が多くなりナトリウムが薄まるとむくみが出てきます。
対処法としては、デトックス効果のあるお茶に含まれるカリウムを摂りいれて、水分を外に出してあげることで、むくみが解消できる可能性が高いです。
また、あまりにむくみが気になる場合は、水分はカリウムの入ったデトックス効果のあるお茶のみにし、他の水分の摂取を控えるということも一つの手段です。
美肌に近づく
美肌は、新陳代謝が活発になり、細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常になると自然に作られていきます。
例えば、美肌の大敵であるメラニンは、多少のものであれば肌のターンオーバーにより自動的に排出されるのでシミが作られることはありませんが、ターンオーバーが乱れたり、メラニンが過剰に生成されるとシミができてしまうのです。
デトックス効果のあるお茶には、抗酸化作用のある栄養素が含まれており、新陳代謝を活発にする手助けをしてくれるので、美肌に近づくことが出来るのです。
様々な病気の予防
デトックス効果のあるお茶には、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣による様々な病気を予防するための栄養素が含まれています。
例えば、カテキンはビタミンEに比べて20倍近い抗酸化力を持つと言われており、血糖値を下げてくれる働きがありますので、日々の生活に取り入れることで生活習慣病のリスクを下げることができるかもしれません。
医薬品などの薬ではないので生活習慣病が改善したりすることはないのですが、デットクス効果のあるお茶をきっかけに生活習慣を見直してみるのも、病気を未然に防ぐ1つの手段だと思います。
デトックスお茶の効果がある成分
デトックス効果のあるお茶には、具体的にどのような成分が含まれているのか解説していきます。
セレニウム(セレン)
セレニウムはセレンとも呼ばれ、不飽和脂肪酸と活性酸素からでき、体に有害な過酸化脂質を分解する役割があります。
過酸化脂質には、老化を促進させ動脈硬化を誘発する作用があるため、セレニウムで過酸化脂質を分解することで、動脈硬化の予防などに大いに役立っていると言えます。
ちなみに、セレニウムは日本の土壌に豊富に含まれており、その土壌で育ったお茶にも豊富に含まれていて、一般的に日本人は食物から十分な量のセレンを摂取していると考えられています。
ケルセチン
ケルセチンはポリフェノールの一種で、活性酸素を取り除き、ビタミンCの働きを助ける抗酸化作用があります。
赤血球による働きを活発にする効果もあるので、血液や血管の血行を保つことが出来、動脈硬化などの予防にもなると考えられています。
含硫アミノ酸
あまり聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言えば硫黄+アミノ酸の構造をしているもののことです。
ドーパミンやアドレナリンなど、神経伝達物質に材料として使われるほか、農薬や水銀などの有害物質を排出する効果もあり、デトックスに大きな貢献をしている成分と言えますね。
硫化アリル
硫化アリルとは、玉ねぎなどに含まれる栄養素です。
玉ねぎを切ると目が痛く染みますが、あのもとになっているものが硫化アリルなのです。
目にはとても痛い成分ですが、出来てしまった血栓を溶かし、血液をサラサラにしてくれる血液のデトックス効果があるので、私たちにとってありがたい成分と言えます。
亜鉛
亜鉛は身体には欠かせないミネラルの一つで、活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)を補助する役割を担っており、デトックスをサポートしてくれる重要な栄養素です。
他にも、生殖機能の維持や味覚を正常に保つなど、人間の生理的機能に大きな役割を果たしています。
食物繊維
食物繊維には2種類あり、水溶性のものと不溶性のものがあります。
どちらも胃を膨らませて満腹感を得る手助けをし、便を柔らかくして様々な毒素を体外に排出させ、デトックスをサポートしてくれます。
ダイエットをしている人には定番の成分ですね。
デトックスお茶の選び方
お茶には、様々な方面からデトックスしてくれる効果があることを解説してきました。
しかし、世の中にデトックス効果のあるお茶は山ほどあります。
そこで数あるデトックス効果のあるお茶の中から、どのような基準で選んだらいいのかをまとめてみました。
欲しい栄養成分がはいっているか
ドクダミやハト麦、黒豆など、どのような栄養素が入っているかで効果も変わってきます。
例えば高血圧予防にお茶を飲みたいという人が、ダイエットに効果的なお茶を飲んでも、健康にはいいかもしれませんが、目的に対して期待できる効果としては薄いでしょう。
自分自身がどのような効果を欲してお茶を飲むのか、まずその点を考えてからお茶を選ぶことをおすすめします。
また、同じ茶葉を使用していても、メーカーによって入っている成分が異なっている場合があります。
同じダイエット目的のお茶でも、どのような成分が入っているか確認してから選ぶようにしましょう。
製造や原産地が国内かどうか
外国産のものは、その国の基準で栽培しているために、栽培方法や収穫方法が日本とは異なる場合があります。
農薬に関しても日本とは基準が違いますから、一括して管理を請け負っていて、責任の所在が明らかな国内のメーカーがいいでしょう。
もちろん、気候などの影響で外国でしか栽培できない植物もあるので、そのような場合も日本企業が管理していると安心できますね。
製造方法は、手作業で一つ一つ目視で確認し、異物を取り除いている工場もありますし、衛生環境を整えて全て機械でやっているメーカーもあり、その体制は様々です。
大事なのはどのように製造しているか、透明性を確保しているかどうかですので、メーカーのサイトなので必ず確認しましょう。
ノンカフェインかどうか
1日の老廃物をデトックスしつつ、お茶を飲もうと思うのは、夕食後のリラックスタイムではないでしょうか。
しかし、カフェインを就寝前に取ると神経が興奮し、眠りにつきにくくなる可能性があります。
そこで、カフェインの入っていないノンカフェインのものを選び、夕食後でも就寝前でも、いつどこでも飲めるようにするといいです。
温かい飲み物を飲むことはリラックス効果もありますので、イライラしたときや落ち着きたいとき、また妊娠中などのカフェインを摂りたくない時にもおすすめです。
お茶選びに迷ったら、ノンカフェインかどうかで選んでみましょう。